外壁塗装 劣化度合いの点検

外壁塗装 劣化度合いの点検

投稿日:2024年9月23日 | 最終更新日:2025年1月2日

外壁は建物の重要な部分のひとつ。ちょっとやそっとでは基本的には壊れないです。車をぶつけたりしたら別ですけど。

しかし、一定期間ごとに必要なメンテナンスはある。それがジョイント部分と表面の膜。

一戸建て住宅であれば表面の膜とは塗装こと、ジョイント部分とはパネル材などの継ぎ目部分にあるシーリングのことです。
塗装の寿命目安は10年。触って白い粉が着いたら重症ですので、深刻な状況になる前に専門業者に点検と補修相談をすることをおすすめします。

早く対処しないと、塗装やシーリングだけでなく外壁材やその下地材が痛み出し、水漏れ、カビ発生、断熱不良など深刻な状況になりかねません。

外壁

素人が経年数以外で補修どきを見分けるのは難しいですが、チェックどころは表面のツヤ感。

表面のツヤ感がほとんどなくなっていたら補修のしどきです。全体的劣化するので、ツヤが残っているのか劣化しているのか見分けにくいですが、直射日光が当たらない場所、エアコンの室外機裏とか給湯器の奥など劣化しにくい場所と比較してみると良いです。

もう一つのチェックポイントはジョイント部分のシーリング。焼き物やセメントの下地材ならパネルのジョイント部分に10mmぐらいの目地がとってあるはず。こごが経年劣化でひび割れたり剥離したりしてきます。

シーリングの種類は多いですが、大きくは2つ。つめで叩くとコツコツ言いそうな固めのポリサルファイド系とプニプニやわらかいシリコン系。
外壁板のジョイント部はコツコツ系、サッシなど金属とのジョイント部はプニプニ系が使われます。

コツコツ系は表面にひび割れがないかをチェック。プニプニ系は油の浮きをチェックしてください。

塗装の劣化よりも、シーリングの劣化の方が水の侵入を許しやすいので、コチラの方が重要。
小さな隙間でも水は入っていきますから、室内でシミがでたり染み込んだ水は凍ったりすると外壁材料が割れてしまったりということがあります。

つなぎとめている金物のサビにも要注意。直接水に触れないところは意外と水に弱い材料だったりします。雨が直接かからなくても湿気が多いと錆びてくることがありますので補修をするうときにはチェックしてまとめてチェックして外壁やシーリングと合わせて補修を依頼すると良いでしょう。

コチラにもまとめていますので参考にしてください。
外壁塗装の塗り替え


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