大人ニキビ

思春期のオイリー肌ならわかるけど、どうして皮脂が少ない乾燥肌でもニキビができるんでしょう。そこには大人特有のニキビ発生原因がありました。

良く知られたニキビの原因は過剰な毛穴の皮脂にアクネ菌が増殖して赤く腫れ上がるもの。なので、ホルモンバランスが崩れる思春期やオイリー肌特有のものだと思われがちです。

ところが、
大人になっても、乾燥肌であってもできるニキビがあるんです。

それが、大人ニキビ。

皮脂にアクネ菌が増殖して赤く腫れあがるのは思春期やオイリー肌と同じですが、思春期のような過剰の皮脂が原因では無いのが特徴です。

乾燥肌だったり、年齢と共に角質が厚くなると毛穴が詰まりやすくなります。そこに分泌された皮脂がたまってアクネ菌が増殖したものが大人ニキビ。

大人ニキビはこのような特徴があります。
・あごやフェイスラインにできやすい。
・繰り返し同じ所にできる。
・一度できると治りにくい。

急にニキビができるようになったのなら、肌質が変化したことが考えられますね。ストレスや睡眠不足から肌のターンオーバーが乱れ、乾燥肌になっていませんか？喫煙や不規則な食事、生理前も同じように乾燥肌の要因となりますよ。

大人ニキビを治すには、まずは毛穴の詰まりを取り除くこと。詰まりの原因が皮脂であれば溶かし出し、角質であれば汚れを吸着してくれる成分が入ったものがベスト。
もちろん、どちらが詰まっているかなんてわかりませんから、両方を同時に行う必要がありますね。

繰り返しできないようにするには乾燥肌のケアが大事。そのためには水分をしっかり補ってあげること。油分を補おうとすると、肌がそれに頼って皮脂分泌がますます減ってしまう場合があるので、水分を逃さない程度の薄膜を張る程度にします。

ストレスや睡眠不足でなくても体質的に乾燥肌の人は悪化しないように生活習慣を整え、ニキビケアにも刺激の少ないものを選ぶようにするといいですよ。

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