ズバット自動車保険比較

一度水没した車を自分でエンジンをかけるのはとても危険です。そこで、水没した車の対処方法をまとめておきます。

 

まずは、
水没のレベルをチェック
境界線は「車内のフロアより上か下か」が目安です。
車内のフロアを超えていれば、エンジンの吸気部分が水没した可能性が大。こうなると、吸気から入った水がエンジン内に浸水し、エンジンが故障してしまう可能性があります。

さらに、
水没した水が海水の場合、電気系のショートが考えられます。うかつにエンジンをかけると発火の可能性が有り、とても危険です。

そして、
水没した車がハイブリッドや電気自動車なら、車に近づくのも危険。大容量のバッテリーを搭載しているので、ショートによる発火だけでなく、漏電による感電の危険性も高いからです。水没に限らず、電気自動車やハイブリッド車で事故を起こした場合は速やかに車から離れること。むやみに救助を行なおうと近づくと感電という2次被害の犠牲になる可能性があります。

 

ということで、
水没した車はディーラーや整備工場に連絡してレッカー移動や現地出張と点検を行ってからエンジンをかけるようにしてください。

 

水没した車の修理
水没して修理が必要となった場合の費用ですが、保険が適用できるケースとできないケースがあります。まずは、契約の保険が水害を対象にしているか。水害を対象としていても台風や洪水などの自然災害は対象外となる免責条項がある場合があります。

そもそも、車両保険に入っていなければ補償の対象とならないので、私は保険料は安くするばかりでなく、リスクと補償、保険料のバランスをとるよう心がけています。

全損であれば、満額の補償を受けられるでしょうが、修理で対応できると見積もられる場合もあります。しかし、実際には一度水没した車は故障を繰り返したり、劣化が早まることがあるので、修理して乗り続けるか、修理費相当を元手に上乗せして買い換えるか悩ましいところです。

 

車を水没させないために
そもそも車を水没させないことが一番の対処法です。天気予報では通常の注意報や警報に加え、「特別警報」として数十年に一度という大災害が予想される場合に特別な警報が発令されるようになりました。

この警報の違いをしっかり認識して、あらかじめ水害リスクのある場所には近づかない、車を放置しないことが肝要です。

マンション住まいの私の駐車場は立体駐車場の2階。やっぱり1階よりは2階が水害対策としは安心だからです。

戸建で駐車場を2階にできない場合は、少し高台で駐車できる場所を見つけておくのもいいでしょう。天気予報などで水害の恐れは予想できるので、予め高台に停めておいて一晩過ごす。こうすることで、水没被害を減らすことができますね。

 

 

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